2020年の日本のスポーツイベント

夏季オリンピックにより、2020年は日本のスポーツ界にとって非常に重要な年になるはずでした。オリンピックの年は人々の中にスポーツに対する大きな熱狂を生み出すため、今年は日本で数多くのスポーツイベントが開催されるはずでした。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、多くのイベントが延期または中止となりました。とは言え、ここでは今年私たちが楽しめたはずのスポーツをご紹介していきます。

夏季オリンピック

夏季オリンピックはスポーツ界で最も重要なイベントです。現代式の大会は19世紀終盤頃から(ほぼ)毎年開催されており、東京はこの祭典の2度目の開催地になるという栄誉を得ました。今大会は、206カ国から1万1,000人のアスリートが参加し、33競技が行われるという史上最大のオリンピックになるはずだったのです。残念ながら、東京オリンピックは2021年に延期となりました。

サッカーリーグ

日本には、Jリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯という3つの主要なサッカー大会が存在します。Jリーグは、J1、J2、J3の3部に分かれているプロリーグです。川崎フロンターレがタイトルを守ることができるかどうかが見どころです。

野球リーグ

日本のプロ野球は、日本野球機構(NPB)が運営し、12チームが参加しています。参加チームは、セントラルリーグとパシフィックリーグの2つのリーグに分けられています。毎シーズン両リーグ上位3チームがクライマックスシリーズに進出し、日本一の座をかけて戦います。残念ながら今年は大半の試合が中止となっており、今後試合が開催されるかどうかは分からない状況です。

ラグビートップリーグ

2015年のワールドカップで好成績を残し、2019年には開催国となったことで、ラグビーは日本で多くのファンを獲得しました。トップリーグは最もレベルが高く、16チームが2つのカンファレンスに分かれて戦います。各カンファレンス上位2チームがプレーオフに進出し、王座をかけて戦います。今年の大会は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりました。

バスケットボール Bリーグ

バスケットボールは、「スラムダンク」や「黒子のバスケ」といったアニメシリーズの影響もあり、人気の高いスポーツの1つとなっています。日本人選手がNBAに進出し始めたことで、さらに人気が高まりました。日本のプロバスケットボールリーグであるBリーグには、B1、B2、B3の3つのディビジョンが存在し、それぞれ20、16、11チームが参加しており、各ディビジョンは2つのカンファレンスに分かれています。プレーオフでチャンピオンが決まります。

バレーボール∨リーグ

∨リーグは日本のバレーボールのトップリーグで、男女両方のリーグが存在します。男子は3部(V1、V2、V3)、女子は2部に分かれています(V1、V2)。すべてのリーグは、日本バレーボールリーグ機構が運営を行っています。男子のV1リーグは10チーム、女子のV1リーグは12チームが参加しています(カンファレンスは2つに分かれています)。レギュラーシーズンとファイナルステージで構成され、日本一を決定します。

新型コロナウイルスで多くのスポーツイベントが影響を受けましたが、それでも日本や他の国でもファンのために開催を継続しているスポーツもあり、好試合を繰り広げています。